work with Pride 2025

Conferenceカンファレンス

work with Pride 2025

2025年11月14日(金)、『企業から変える。~日本のDEIの歩みを止めず、今こそ企業にできることを。~』をテーマに、昨年に引き続き、経団連会館・国際会議場でのリアルとオンラインにて『work with Pride 2025 カンファレンス』を開催しました。

冒頭では、八方不美人とフリーアナウンサーとして活躍する直川貴博氏を聞き手にスペシャルトークを行い、大企業やベンチャー企業、大学院など多様な社会人経験のあるエスムラルダ氏、ドリアン・ロロブリジーダ氏、ちあきホイみ氏から「自分らしく働くとは」をテーマにトーク、カンファレンスの開宴を盛り上げました。
スペシャルトーク②では、齋藤ジン氏をお招きし、work with Pride 代表の松中 権を聞き手に「世界のDEIの現在地点と未来」をテーマにお話いただきました。

会場参加型セッション「日本のDEIの現在地点」では、各業界から集まった会場の参加者にDEIに関する取り組み状況など複数の質問を実施・可視化しながらトークセッションを実施。スペシャルトーク③ 「米国での同性婚から10年、企業と社会の変化」では、アメリカを拠点にグローバルでLGBTQ+の職場の平等を推進する非営利組織Out & EqualのDeena Fidas氏と、同組織のBoard of DirectorsでありEY Japan チェアパーソン 兼 CEOの貴田 守亮氏が登壇。アメリカにおける同性婚実現に向けたこれまでの企業の取り組みや、近年の企業と社会の変化をお話しいただきました。

 

セッション「同性婚法制化に向けた日本の企業アクション」では、全国各地で提起されている同性婚訴訟は、地裁・高裁と次々に違憲判断が示され、同性婚法制化実現への期待が高まっており、企業も職場環境の整備を急ぐ必要がある中「同性婚法制化に向けた日本の企業アクション」をテーマにパネルディスカッションを行い、高裁判決で企業による同性婚への賛同の取り組みが判決文内で取り上げられたことや各社の事例について紹介しました。

 

第二部では、『PRIDE指標2025』のゴールド・シルバー・ブロンズ認定企業の発表や『PRIDE指標2025』の総評を行い、2025年度『レインボー認定』企業を表彰しました。10回目となる『PRIDE指標2025』には、437社の企業・団体および自治体からご応募をいただき、グループ内の複数社による応募となるグループ・ホールディングス内複数社連名応募を含めると、今年度は総計931社からご応募いただきました。

 

 

 

スポーツ分野のインクルーシブとクラブ・リーグ・企業の持続可能な発展に向け、スポーツ業界の新たなDEI指標として開発及び実行委員会の設立が昨年発表されたスポーツ版PRIDE指標(仮)の開発から見えた企業とスポーツのサステナブルな関係や今後について、ゲスト陣がトークセッションを行いました。

カンファレンスの最後には、1965年に起きた事件を題材に映像化した映画『ブルーボーイ事件』の監督・飯塚花笑氏と主演の中川未悠氏が登壇。同日11月14日(金)の公開を記念に、映画に込めたそれぞれの想いを伝えました。

 

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<work with Pride 2025 カンファレンス>

『企業から変える。
〜日本のDEIの歩みを止めず、今こそ企業にできることを。〜』

・日時:2025年11月14日(金)13:00〜17:00
・会場:経団連会館・国際会議場/オンライン配信
・主催:work with Pride 2025 実行委員会/一般社団法人work with Pride
・後援:一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)、公益社団法人 経済同友会、経済産業省、厚生労働省、東京都、一般社団法人 日本労働組合総連合会(連合)
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